鬼が笑う話

来年の話をすると鬼が笑う。

 

先のことを考えても仕方がない、という意味のことわざです。

なぜ鬼が笑うのか、不思議ですが諸説あるようです。

目の前に鬼がいて、「今から食べられてしまうのだから、先のことを考えても無駄だろう。わはは。」というパターンと、

「全能である鬼でさえも先のことはわからないのだから、人間がそんなことを考えても仕方がないだろう。わはは。」というパターンを聞いたことがあります。

私個人の解釈では、人間は非力なのだから、先のことに悲観的にならず今を全力で生きろということなのではないかと思っています。

全力で取り組めなかった。手を抜いてしまった。そんなときの後悔には耐え難いものがあります。

常に全力な生き方をすれば、自身も楽しく周囲も明るくなります。

これから新年度となり、新しい生活が始まる人が多いと思います。

悩みや不安がたくさんあったとしても、とりあえず目の前のことに一生懸命になればいいと思います。

もしかしたら、鬼のように力強い味方が笑顔で応援してくれるかもしれませんね。

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