皆さんは「ラーケーション」についてご存知でしょうか。
茨城県教育委員会によると、県内公立の小中高・特別支援学校等で昨年2024年度の一年間で計7万5千近く活用されていると発表がありました。茨城県では年間最大5日間の「ラーケーション」を取得することができ、その場合は学校は欠席にはなりません。
ラーケーションとは「Learning(学習)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、子どもたち自らが様々な地域に出かけたり、多くの人と出会ったりする体験的・探究的な活動を通して学んでいくことを目的としています。こうした活動を通して家族と一緒にゆっくり過ごすことで、今日までの生活を振り返り将来について見つめられるようになるとされています。
そろそろ目の前の夏休みが見えてきた頃です。お子さんに“ひと夏の体験を与えたい”と考えたりするご家庭もあるかもしれませんね。
しかし、日々お子さんが学校や塾で学んでいることや習い事等で得ている経験にも改めて目を向けてみませんか?“今日一日をどんな風に過ごしたか”について、もう一度ご家庭でお話ししてみてください。毎日の“小さな気づき”の積み重ねが大きな糧となります。ぜひ、その“小さな気づき”を持って特別な体験をしてみましょう。