皆さんは、「キャッシュレス化」という言葉をご存知ですか?
最近、メディアなどで取り上げられる機会が増えてきています。
キャッシュレス化とは、電子マネーやクレジットカードなど、現金なしで買い物をすることです。皆さんの身近なところで言うと、電車やコンビニエンスストアで使えるSuicaなどを使って買い物をするということです。

政府としては、2020年の東京オリンピック・パラリンピックまでに、クレジットカードをさらに使えるようにしていくなど、キャッシュレス化を進めていく方針です。実際日本は、先進国の中でもキャッシュレス化が遅れており、民間でのキャッシュレス決済の比率は、現在約20%と言われています。政府は2025年までに、この比率を40%に引き上げる目標を掲げています。

キャッシュレス化の興味深い例を見つけました。
栃木県日光市の日光二荒山神社は、参拝者がスマートフォンの電子決済で賽銭をあげられる仕組みを取り入れました。参拝客は、表示されているQRコードをスマートフォンで読み取るだけで、簡単に賽銭をあげることができます。東京都内の神社で初詣の際に電子決済を使った例はありますが、常設した神社はこれまでになかったそうです。
近年日光市は外国人観光客が急増していて、参拝者から「初詣の電子決済はできないのか」などと問い合わせがあったといいます。

初詣の際に神社にお参りして、お賽銭を投げ入れてお祈りする、といった日本伝統の作法の一部が変わりつつあるというのは、個人的には違和感があるような気がします。しかし、混雑の緩和や外国人観光客が気軽に参拝できるという面では、今後こういった状況が増えていくかもしれません。